2024年7月15日から21日まで、福岡市天神の「ギャラリー風」様にて自身初の個展「みつのき星空展」を開催いたした。目標だった初個展が幕を閉じ、感謝の気持ちでいっぱいです。
天体写真家として活動を始めてから個展開催を目標にしておりました。開催実現に向けて、作品の選定から、印刷・額装、プレスリリースまで、全てが初めての経験でした。
今回、会場としてお世話になった「ギャラリー風」様は、天体写真の展示が初めてだったにも関わらず、館長が展示のノウハウから広報活動に至るまでサポートしてくださいました。特に、メディアへのプレスリリースの方法は大変勉強になり、地道に準備した結果、毎日新聞に掲載していただきました。

そして迎えた初日。ギャラリー風は新天町の中なので立地がよく、天体写真なこともあって、来客数に関する不安はありませんでした。自信を持って初日を迎えることができました。見込みが甘く、キャプションと展示の準備が開始時刻の9時に少し間に合わなかったのですが、友人の手伝いもあって上手く開始できました。

会場では、一枚一枚の写真に込めた想いや、撮影時のエピソードをお話しさせていただく機会にも恵まれました。ご来場の皆様が真剣な眼差しで作品と向き合い、僕の話に耳を傾けてくれる。その時間が、何よりも幸せでした。


いつも応援してくれる友人や、SNSを通じて知ってくださった方々、そして偶然通りかかって興味を持ってくださった方。多くの方々とお会いでき、芳名帳には温かいメッセージがたくさん綴られていました。皆様からいただいた言葉が、これからの「みつのき」の大きな力になります。

また、作品を8点ご購入いただけました。「自分の作品を売る、そして購入していただく」というのも初体験で、とても嬉しかったですね!「家に飾りたい」と思っていただけたこと。それは、写真家冥利に尽きます。ご購入、誠にありがとうございました。


この一週間は、僕の人生にとって忘れられない、かけがえのない時間となりました。この個展は僕一人の力では到底実現できませんでした。ご来場いただいた全ての皆様、親身に支えてくださったギャラリー風の館長様、そしていつも応援してくれる家族や友人に、心から感謝いたします。
この経験を糧に、また新たな星空を皆様にお届けできるよう、さらに精進してまいります。



